メッセージ

6年ぶりに水曜どうでしょう祭やります!
ほんとは6年前の祭りが終わったとき「もう祭りはやらないだろうな」と思いました。
いろんなものが大きくなり過ぎたんですね。いろんなところに自分の目が届かなくなった。
それで翌年の夏、「祭りグッズの在庫処分」という名目で、最小のスタッフ陣で、東北に行商の旅に出かけました。
スタッフの人手が足りないから、お客さんに声をかけて設営も撤収も販売も手伝ってもらいました。いつのまにかこの行商の旅は、いろんな所からバカが集まる、ゆるくて自主的で創造的で幸せな夏のフェスになっていきました。これが「どうでしょうキャラバン」の始まりです。
それから我々は毎年、夏になればキャラバンに出かけ、真っ黒に日焼けして、 ヘロヘロに疲れ果て、それでもキャラバンが終われば「キャラバンロス」に陥るほど、 この6年間、充実した夏の日々を過ごしてきたのです。
それは、キャラバンに来てくれたバカの皆さんも同じで、積極的にボランティアに参加し、 自分たちで会場を盛り上げ、自分たちで幸せな空間を作り上げて、バカが主体のイベントへと成長させてくれました。
「キャラバンだったら毎年やりたい」スタッフの誰もがそう思えるイベントになりました。
「仕事」を超えた何かを、全員がちゃんとつかんだんです。
でも、ミスターが、多くのファンの人たちの心の声を代表して言いました。
「キャラバンもいいですけど、やっぱり祭りをやりましょうよ。僕ら4人が集まらないと」
ならば、6年前の祭りのように運営母体を大きくしなくても、 キャラバンの経験を積んだ我々が主体となって、キャラバンの経験を積んだバカのみなさんに ボランティアをやってもらって、 「札幌でキャラバンをやる」という感覚で祭りをやればいい、そう考えました。
「水曜どうでしょう祭2019」
サブタイトルは「フェスティバル in 札幌」です。
フェスです。キャラバンのような、ゆるくて幸せなフェスになればと思ってます。
ただ、寒いですよぉー。スキー場ですからね。屋根なんかないですよ。
雨が降っても逃げ場ないですよ。油断すると死んじゃいますよー。
心して!札幌に集結してください!

チーフディレクター 藤村忠寿


嬉野です。
気がつけば、水曜どうでしょうが始まって 23年が経ちました。
2003年から始まりました水曜どうでしょうDVDプロジェクトも
「水曜どうでしょうの6年間の全タイトルをDVDにして出し切るまで 、
え〜〜実に15年かかります!」と、世間に宣言した当初こそ、
そんな超長期の事例なんかそもそも日本にはなかったものだから(^^)
宣言した方も、された方も(^^)ただ苦笑いするやら爆笑するやらだったのだけれど。

でも、それは、皆さまご承知のとおり現実のこととなり
「水曜どうでしょう」の6年間の全タイトルは、
本当に15年かけてDVDとなり世に出て行きました。

その間に、時代は目まぐるしく移り変わり、いつの頃からか
「視聴習慣はテレビ地上波ではなくインターネットの時代になった」
と言われるようになったけれど、
それでもHTBでは未だに地上波で「水曜どうでしょう」を再放送し続けています(^^)
そんな中、Netflixさんは「水曜どうでしょう」の中に匂い立つ
呆れた人間模様に慧眼とも言えるセンスで着目をして
「これぞ人類普遍のコンテンツである」と捉え、
水曜どうでしょうは日本のテレビコンテンツの中で
世界進出の可能性があると後押しをしてくれている。

「水曜どうでしょうが人類普遍のグローバルコンテンツとして
世界人類に受け入れられる(^^)」。
というこの宣言も、かつて「え〜全部がDVDになるまで15年かかります」と
宣言したときに世間の失笑を受けながら、それでも本当に15年かけて
果たされてしまった経緯とその事実とを誰もが知っているだけに、
いつの日か「水曜どうでしょう」は、海外に多くのもの好きなファンを得て、
グローバルコンテンツとして人種を超えて、
あの妙に四角い20世紀の画面のままで21世紀の世界の人たちに
見られているかもしれないという想像を、もう誰も笑えないのだ。
さて(^^)でも、そうこうしているうちに、いつの間にやら私も還暦の年を迎え(^^)

そして今年、第3回目の「水曜どうでしょう祭」開催(^^)となり。
今年は会場が何処もかしこもふさがっていて、窮余の策で、
開催地はスキー場になりました(^^)
当然、会場は斜面です(^^)
上り下りして疲れます(^^)
でも客席は斜めにセリ上がってるわけだから前の人の頭でステージが見えない
なんてことはないでしょう。なんでも物は考えようです(^^)

でも時期は10月。
場所はスキー場(^^)
山の斜面に遮られて陽が陰るのが早い。つまり寒くなるのが早い。
花火の上がる夜までいるんだから絶対にガチなダウンは必須です(^^)

そして(^^)皆さんお待ちかね(^^)
ひさびさに生身の大泉さん、ミスタさんが皆さんの前にやってくる。これは貴重(^^)

かくて高齢化しつつある水曜どうでしょうの4人が皆さんの前に並び立つ(^^)
そして樋口さんが、あの歌を歌ってくれる(^^)
そしたらきっとみんなで会場は大合唱になる(^^)

見所はそれくらいかな。
でも、ぼくは、きっとそれが一番幸福な時間なんだと思います。
未だにメジャーになりきれない「水曜どうでしょう」を好きになってしまった人たち(^^)
普段は、誰にもその思いを分かってもらえずに世間を狭くしている人たち(^^)
そんな人たちが、この期間ばかりは、会場に訪れると、日常は一変していて、
そこは周りが何処もかしこも「水曜どうでしょう」を知っている人しかいないという
逆転した世界というワンダーランドになっている(^^)

その時間をどうぞ心ゆくまでお楽しみくださいね。
だから寒さ対策はしっかりとして。ダウンで身体を温めて、
たくさん来てるお仲間に心を温められて、
嬉野さんのホット珈琲も会場で売ってるからそれも飲んであったまって(^^)
とにかく皆んなで好い時間を過ごしましょうね。

我らHTB仲間一党、田舎者ながら出来る限りの心尽くしをして
皆様のお越しをお待ち申しております。
皆様と会える日を楽しみに。

ディレクター 嬉野雅道